―― 製造業/IT・BPO向け FAQ
このページでは、フィリピン・ASEAN向けの新規開拓や営業代行について、
製造業・IT/BPO企業から実際によく聞かれる質問にまとめて回答します。
Contents
1. 対応エリア・業種・サービス範囲について
Q1. フィリピン以外のASEAN(タイ・ベトナム・欧米など)も対応できますか?
A. はい、フィリピン以外に、シンガポール・タイ・ベトナム・インドネシア・マレーシアなど主要ASEANや欧米にも展開可能です。
ただし、
- どの国を「最優先」にすべきか
- どの業界がその国で現実的か
は企業ごとに違うため、まずは貴社の商材・実績を伺ったうえで優先国を絞る設計から入ります。
Q2. 製造業とIT/BPO、どちらも対応可能ですか?
A. 両方対応可能です。特に次のような領域を想定しています。
- 製造業:
自動車部品/機械加工/金属加工/樹脂成形/電子部品/半導体関連部品/産業機械部品 など - IT・BPO:
オフショア開発・システム開発 /コールセンター/カスタマーサポートBPO/バックオフィスBPO(経理・人事等 など
記事内では「製造+IT/BPO汎用版」として書いていますが、実際のプロジェクトでは業種ごとにアプローチを設計します。
Q3. どこまで営業代行に任せられて、どこから自社対応になりますか?
A. 一般的な分担イメージは以下です。
- 営業代行(当社):
- 対象市場の選定
- ターゲット候補整理・リストアップ
- 初回アプローチ(メール/電話/SNS 等)
- アポイント獲得・一次ヒアリング
- クロージング・アフターフォロー
- 貴社(自社):
- 詳細なニーズヒアリング・技術説明(商材の複雑さに応じ)
- 見積・試作・評価対応
- クロージング・アフターフォロー(自社対応が必要な場合)
一般的な海外営業代行は、「出会うまで」を外部に任せ、「中身の議論とクロージング」は自社で行うイメージです。
※当社の場合は、トップセールスで成約率を高める為、クロージングまで一貫して担当しています。
関連記事:
海外営業代行サービスで成果が出ない本当の理由と、当社が「トップセールス型」を貫く理由

2. 費用・期間・成果に関する質問
Q4. いくらぐらいから依頼できますか?(ざっくり目安で構いません)
A. 当社の海外営業代行サービス詳細は、サービスページに記載していますが、一般的なB2B新規開拓の海外営業代行は、
- 月額:①15万円〜80万円(1か国)*対応内容により大きく変動
- 契約期間:最初は3〜6ヶ月のトライアルが多い
というレンジが一般的です。
「海外営業人材1名をフル雇用するよりは安くなる傾向だが、ゼロではない」というイメージを持っていただくと近いです。
Q5. 3ヶ月・6ヶ月でどの程度の成果が期待できますか?
A. 商材・単価・競合状況によって大きく変わりますが、イメージとしては:
- 1〜2ヶ月目:
ターゲット・訴求の調整期間(反応が出やすい業界・企業像の見極め) - 3ヶ月目以降:
- 有効アポイントの獲得が安定
- 見積・試作・提案など「案件のタネ」が出始める
- 6ヶ月前後:
- どの市場に注力すべきか、おおよその絞り込みが可能
- 一部では受注 or 強い見込み案件が見えてくるケースも
「◯件必ず受注」と約束できる性質のものではありませんが、
3〜6ヶ月で“どこに可能性があるか”を見極める期間と考えると現実的です。
Q6. 成果報酬型でお願いすることは可能ですか?
A. 完全成果報酬のみでのB2B新規開拓は難しいケースが多く、
通常は「月額固定+一部成果報酬」のハイブリッド型を検討いただくことが多いです。
理由は:
- リストアップ・アプローチ・条件整理・レポーティングなど、
成果が出る前から発生する工数が一定量あるため - 海外営業は現地への渡航費や滞在費等がかかるため、
代行業者が一方的に負担する事は現実的ではない - 特に製造業や高単価B2Bは、リード〜受注のリードタイムが長く、
完全成果報酬だと持続的な運用が難しくなりやすい
Q7. 予算が限られているのですが、小さく始めることはできますか?
A. 可能です。例として:
- 国をフィリピンのみに絞る
- 業界を自動車以外の「電子部品」だけ、など限定する
- 「アポイント獲得まで」に範囲を絞る
といった形で、対象と業務範囲を絞り、「検証に特化した小さなプラン」から始める選択もあります。

3. ターゲット・市場選定に関する質問
Q8. ターゲット業界や企業規模はどのように決めますか?
A. 次の3つを基準に、一緒に決めます。
- 貴社の既存実績(どんな顧客に、どんな価値を出せているか)
- フィリピン・ASEANで実際にプレーヤーがいる業界・規模かどうか
- 平均単価・リピート性・参入障壁などの「ビジネス性」
製造業であれば、
「自動車部品 → 産業機械/電子部品/半導体/医療機器」など、
IT/BPOであれば、
「欧米IT企業の開発委託→汎用BPO → SaaS企業/EC企業/メーカーのバックオフィス」などへの横展開を検討することが多いです。
Q9. 自動車以外(電子部品・半導体・IT/BPO)も本気で狙うべきですか?
A. 「自動車産業等の市場が回復するまで待つ」のではなく、
- 電子部品・半導体・産業機械・医療機器・家電
- コールセンター・BPO・オフショア開発
など、複数の柱を持っておくことがリスク分散につながります。
記事では、自動車依存からの脱却としてこれらを具体的に挙げていますが、
実際には貴社の強み・実績と照らし合わせて優先順位を決めます。
Q10. フィリピン以外の国も同時に攻めるべきでしょうか?
A. 予算とリソースが限られている場合、最初の3〜6ヶ月は
- フィリピン単国
- フィリピン+1~2カ国(例:ベトナム・シンガポールのみ)
くらいに絞った方が、検証と改善がしやすくなります。
成果が見え始めてから、他国への横展開を検討する方がリスクを抑えられます。

4. 社内体制・コミュニケーションに関する質問
Q11. 社内では誰が窓口になるのがよいですか?
A. 理想は、
- 日本本社の営業責任者 or 海外担当(一定の決裁権がある方)
- フィリピン拠点の責任者(工場長・マネージャー)
のいずれか/両方が関わる形です。
最低限、
- 「ターゲット」「提供価値」を決める段階
- 月次の振り返り・方向修正の段階
には、社内で意思決定できる人が参加していると、進行がスムーズです。
Q12. 打ち合わせ頻度はどのくらい必要ですか?
A. 典型的には:
- 立ち上げ〜3ヶ月:隔週
- 4ヶ月目以降:月1〜2回
程度が多いです。
- ターゲット・メッセージの調整が多い序盤は頻度高め
- 方針が固まってきたら月次でKPI確認・微調整
という流れです。
当社の場合はトップセールスで行う為、当社代表と企業様の担当者とでLINEで都度コミュニケーションを取って連携する事が多いです。
Q13. 英語・日本語どちらでコミュニケーションできますか?
A. 当社は英語と日本語の両方で対応可能です。
社内資料は日本語で構いませんが、実際の営業資料・メール文面は英語版も必要になるため、
その作成についても一緒に支援するケースが多いです。

5. リスク・失敗パターンに関する質問
Q14. 営業代行を入れてもうまくいかない典型パターンは?
A. よくある失敗パターンは次のようなものです。
- 「とりあえず任せた」状態で、社内から必要情報が出てこない
- ターゲットが曖昧なまま動き始める
- 打ち合わせ頻度が少なすぎて、改善サイクルが回らない
- 3ヶ月を「判断の場」ではなく「結果を出す場」と見てしまう
→ 対策として、
「最初にターゲットとKPIを共通化し、定例ミーティングで小さな修正を積み重ねる」
ことが重要です。
Q15. 現地に営業が1人もいなくても大丈夫ですか?
A. 新規開拓フェーズであれば問題ありません。
営業代行側でアポイントを獲得し、オンライン商談に貴社の日本側メンバーやフィリピン拠点責任者が入る形で進めることも可能です。
ただし、受注後のフォローや関係深耕が増えてくる段階(主に2年目以降)では、
- 現地営業 or 技術営業の自社雇用
- 既存社員の一部を「営業兼任」にする
といった体制強化を検討することをおすすめします。
Q16. 自社雇用・代理店と競合したり、バッティングすることはありませんか?
A. 最初に、
- どの国・業界・顧客セグメントを営業代行に任せるか
- どこを代理店・自社で担うか
を明確に線引きしておけば、原則としてバッティングは避けられます。
たとえば:
- 既存顧客・回り先:自社 + 代理店
- 新規ターゲット業界・国:営業代行
のように「役割分担」を設計します。

6. 製造業向けの個別質問
Q17. 自動車部品依存からの脱却は、営業代行で本当に可能ですか?
A. 「営業代行だけで解決」は現実的ではありませんが、
- 自動車以外(電子部品・半導体・産機・医療機器など)への横展開先を整理
- そのターゲットに対するアプローチ・アポイント獲得
- 反応が良い/悪い業界の見極め
という意味で、脱却のための第一歩を作る役割は十分に果たせます。
最終的な脱却には、
- 中長期的なターゲット戦略
- 製品・サービスラインの調整
- フィリピン工場の体制見直し
なども必要ですが、「どこに可能性があるか」を掴むうえで営業代行は有効です。
※当社では、貴社の現状と理想の形の分析から入り、営業戦略立案→実行までを包括的にご支援しています。
Q18. 図面や技術的な仕様説明が複雑ですが、その点はどう対応しますか?
A. 高度な技術説明や図面の読み込みは、基本的に貴社側の担当者にお願いしています。
営業代行側は、
- 初回接点づくり(ニーズの有無・予算・タイミングの確認)
- 簡易な概要説明(事前に共有いただいた資料ベース)
- 商談サポートでのクロージング支援
までを担い、
具体的な技術議論に入る段階で貴社の技術者・営業へバトンを渡しつつ、クロージングの支援に繋げる形です。
国ごとに商習慣やコミュニケーションスタイルは異なります。
当社では、この抽象的な海外でのコミュニケーション方法や担当者のグリップが強みであり、成約率を高める為に極力当社側でクロージングまで持ち込む設計を取らせて頂きます。

7. IT・BPO向けの個別質問
Q19. コールセンターやオフショア開発のようなサービスでも営業代行は有効ですか?
A. 有効です。特に、
- 新規で海外市場に参入したい
- 既存の紹介・代理店だけでは成長が鈍化している
- マーケ・インサイドセールス機能が弱い
といったBPO・IT開発会社では、
- ターゲット業種(SaaS・EC・メーカー 等)の絞り込み
- オファー内容(POC/トライアル/小規模スタート)の整理
- アポイント獲得
に外部の営業代行を使うケースが多くなっています。
Q20. サブスクリプション型サービス(IT/BPO)の場合、LTVなども見ながら設計できますか?
A. 可能です。サブスク/継続契約前提のサービスでは、
- CAC(顧客獲得コスト)
- LTV(顧客生涯価値)
- 回収期間(何ヶ月で元が取れるか)
を踏まえた上で、
- 月あたりのリード・アポイント・受注目標
- 営業代行にかけるべきコストの上限
を一緒に設計していきます。

自社の場合の「最適な進め方」を知りたい方へ
ここまでのFAQはあくまで一般論です。
実際には、
- 業種(自動車部品/電子部品/半導体/産業機械/BPO/開発 など)
- 売上規模・既存顧客構成
- フィリピン・ASEAN拠点の役割(工場/開発拠点/センター 等)
- 日本本社の体制(営業・技術・マーケ)
によって、「最適な進め方」は変わります。
- 診断で4点以上だった
- フィリピン工場/拠点の余力が目立ってきている
- まず3〜6ヶ月で“どこに可能性があるか”を知りたい
と感じた場合は、一度「現状整理と進め方設計」から一緒に行うことをおすすめします。
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お問い合わせフォームから「フィリピン・ASEAN向け営業代行のFAQを見た」と添えてご連絡ください。
貴社の業種・拠点・現状にあわせて、
- どの国・業界から攻めるべきか
- 自社雇用/代理店/営業代行をどう組み合わせるか
- 最初の3〜6ヶ月で何をKPIにすべきか
を一緒に整理します。
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