このページでわかること
- ベトナムB2B/小売の稟議プロセスと意思決定者の見つけ方
- 英語/越語の使い分けと営業ドキュメント運用
- 見積・価格交渉の落とし穴と通る条件
- リード獲得〜商談化のKPIレンジとSLA例
- 3〜6ヶ月「検証フェーズ」の進め方とRFPテンプレ
【意思決定者向け】すぐ使えるリソース
Contents
Social Zeroについて
Social Zeroは、日本企業の海外進出・海外拠点立ち上げを 28カ国以上 を対象とした海外進出支援会社です。
- フィリピン・ベトナム・バングラデシュ・ASEAN諸国・北米などで
- 海外市場調査(ライト〜FS)
- 海外営業代行・現地商談代行
- 採用前提ではなく「3〜6ヶ月の検証フェーズ」を前提にした進出ロードマップ設計
を一貫して行っています。

1. ベトナム市場の前提(B2B/小売)
- B2Bの典型像
- 調達/技術部+マネージャーによる合議
- 現場評価→価格/納期確認→稟議起案→決裁承認
- 代理店/ディストリ経由の実績・PoC重視
- 小売/流通の典型像
- バイヤー評価→MD/部門メンバー会議→条件交渉(リベート/棚代/販促)→トライアル導入
- 失注あるある
- 価格先行で価値翻訳が不足
- PoC条件の設計不備(評価指標・期間・体制が曖昧)
- 日本側販売企業の動きが遅く、進まずに終わる

2. 稟議プロセスの実像と“誰に当たるか”
- 役割マップ
- User:エンジニア/現場長/エンドユーザー顧客
- Recommender:ミドル管理職
- Decision Maker:マネージャー/役員/オーナー
- Gatekeeper:購買/法務/財務
- 実務ポイント
- 初期接触は英語で十分。PoC/技術要件はベトナム語資料が有効
- ベトナム語資料(効果/コスト/リスク/代替案)・カタログ/価格表を提供し、社内承認を支援

3. 言語運用(英語/越語)の使い分け
- 英語:初回接触、概要資料、契約骨子
- 越語:仕様書/SOW、価格条件、PoC手順、法務・稟議向けサマリ
推奨セット(両言語で用意)
- 1ページ企画書(課題/価値/効果)
- 製品シート(仕様/価格帯/導入例)
- PoC計画書(目的/KPI/期間/体制/評価方法)
当社の経験上、マネージャー以上の人材は比較的英語でのコミュニケーションが出来る人が多い(特に購買部門・バイヤー)ですが、ジュニアクラスはビジネスシーンでの英語は慣れていないor話せない人も多いです。

4. 価格交渉の現実と通る条件
- 主な交渉項目
- 価格(ボリューム/期間/支払サイト/通貨)
- PoC無償範囲・サンプル製品提供
- リベート/販促物の提供
- アフターサービス(応答/リペア/修理)、ペナルティ
- 通るオファーの組み方
- 価格×リスク低減のパッケージ(ボリューム値引き、アフターサポート強化、回収条件の柔軟化)
- 小売は導入初期の販促メニューを具体化(店頭POP/EC/マーケティング予算)
- NG例
- 初回からの独占要求
- 原価開示の全面拒否だけを主張
- 稟議に必要な根拠・資料の不足
- 値下げや支払い条件は一切応じないという姿勢
当社のベトナムでのB2B営業の経験上、ある程度値下げができる料金体系を事前に準備し、ボリュームディスカウントで買い手側に価格面で譲歩する姿勢を見せられる工夫を行うとより交渉がまとまりやすいと考えられます。

5. リード獲得〜商談化のチャネル
- 直行:日系/外資のベトナム拠点、工業団地、業界展示会(例:VIETNAM EXPO)
- 間接:有力ディストリ(業界別)、SI/インテグレータ連携、業界コミュニティ
- デジタル:英語+越語LP、技術ブログ、LinkedInの職種・業界ターゲティング
当社では、自社のベトナム現地ネットワーク活用及びリスト作成から自社で行います。

6. KPIレンジとSLA例(検証フェーズ 3〜6ヶ月)
- 目安KPI(商材/単価で調整)
- 月間アウトリーチ:150–300
- 月間アポイント:6–12
- 提案/見積:3–6
- PoC/トライアル:1–3
- SLA(サービス品質保証)例
- 週次レポート/次週行動計画/メッセージ改善仮説
- NO-GO基準(反応率・条件適合の下限)
- 成功判定
- “通るセグメント×オファー”が特定できている(業種/規模/チャネル/価格帯)
◆ 関連記事:海外営業代行の選び方と料金相場|KPI・契約形態まで解説

7. 初回接触メールの雛形(英語→越語化)
- 件名例:Information on 〇〇 Service/Product and Request for a Meeting
- 本文ポイント
- 課題仮説(1行)+参照データ
- 競合や代替より優れる点(箇条書き3点)
- 30分で確認したい事項(適合性/PoC条件/体制)
- 添付:1-2P(英語/越語)、サービス・製品・PoC 概要
※ポイントとして、日本語から英語に翻訳すると文章が長くなるため、なるべく簡潔に分かりやすく工夫をします。

8. 3〜6ヶ月「検証フェーズ」の進め方
- 0–4週:セグメント×メッセージ検証、反応率の基準化
- 5–8週:PoC案件の創出、価格・条件の通りやすさ特定
- 9–12週:勝ち筋の深掘り(同業横展開)、継続体制/ディストリ契約の是非判断
- 出口判断
- 拠点/採用/ディストリ独占/継続代行の最適組み合わせを選定
◆ 参考記事:海外進出は何から始めるべきか?

9. 営業代行RFPテンプレ(骨子)
- 目的・到達指標
- 対象セグメント/優先業界
- 提供価値・差別化要素
- アウトバウンド/インバウンド比率
- KPI/SLA・週次レポート仕様
- 想定障害と回避策
- 期間/予算レンジ
- 成果物(週次/最終)
◆ 参考記事:海外営業代行会社に依頼するときのRFP・要件定義ガイド
10. よくある失敗と対策
- 英語のみで稟議が停滞 → 要所は越語資料で補強
- 製品カタログの未整備で先方社内確認が出来ない→カタログと価格表を準備
- PoCのKPI不明確 → 受入条件/評価指標/期間/体制を文書合意
- 代理店任せで可視性喪失 → 共同営業と週次レビューをSLA化
- 意思決定が遅く話が流れる→日本側の意思決定スピードを向上
◆ 参考記事:海外営業代行でよくある失敗7パターンとその回避策
11. 海外営業代行サービス事例(ベトナム)
- 小売大手企業
- 対象市場:ベトナムを含めたASEAN諸国
- 対象製品:一般ユーザー向けPB製品
- 営業手法:当社トップセールス営業
- 営業対象:現地小売企業
- 成果:6ヶ月時点でベトナムを含む4カ国への製品導入
- 事例:大手小売企業様:ASEAN諸国における営業活動代行事例
- 水産加工企業
- 対象市場:ベトナム
- 対象製品:ベトナム人消費者向け水産加工品
- 営業手法:当社トップセールス営業
- 営業対象:現地水産卸売り企業
- 成果:2ヶ月時点で3社の製品導入
- 食肉加工企業
- 対象市場:ベトナム
- 対象製品:ベトナム人消費者向け和牛等の牛肉加工品
- 営業手法:当社トップセールス営業
- 営業対象:現地レストラン等
- 成果:3ヶ月時点で4社の製品導入

- 初期調査から戦略立案:セグメント/価格/チャネルの現地検証
- 海外営業代行は「採用の代わり」ではなく、
「専任採用・進出リスクを下げるための検証投資」 として位置づけると、経営判断がしやすくなります。 - 特にベトナム等のASEAN諸国の成長市場では、
まずは3〜6ヶ月で「どのセグメントにどの程度の手応えがあるか」を外部と一緒に検証し、
その結果を見てから採用・拠点拡大・代理店契約を決めるのが現実的です。
FAQ(よくある質問)
- Q1. ベトナム企業との商談は英語だけで進められますか?
-
A. 当社の経験上、英語で商談が出来るのはマネージャー以上の人が多く、小売店の担当者や小規模事業者等では英語での商談はハードルが高くなる傾向になります。
- Q2. 営業代行と自社営業の役割分担はどう決めればよいですか?
-
A. プランにより異なりますが、通常リストアップ〜アポ獲得〜1stミーティングまでを代行し、詳細の技術説明・見積・最終交渉を自社が担うモデルか、基礎市場調査からアポ取り、クロージングまで全て当社で請け負う事が多いです。企業毎に状況は異なる為、都度最適なプランをご提案させていただきます。
- Q3. 海外営業代行はどれくらいの期間から依頼できますか?
-
A. 一般的には3ヶ月〜のご利用が多いです。検証フェーズとしては3〜6ヶ月を推奨しています。
海外営業代行の費用感や、自社の場合の「最適な組み合わせ(自社採用/外注/代理店)」について相談したい方は、
まずは30分のオンライン相談で、現状と狙いをお聞かせください。
◆ サービス概要:
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