海外展開を考える日本企業にとって、「まずはリスクを抑えて試したい」というニーズから、
月15〜20万円程度で3カ月契約などの、海外営業代行サービスを利用するケースは少なくありません。
しかし現場レベルでは、
- 案件はほとんど具体化しなかった。製品が売れなかった。
- 報告書は届くが、「誰が、どのレベルで動いているのか」見えない
- 結局成果が出ず、「海外営業代行=あまり意味がない」という印象だけが残る
といったケースが多いのではないでしょうか。
これは、
“営業を実施する側が、コミットしきれない為に起こる”
またそこには、
“コミットしきれない明確な理由”があります。
本記事では、
- 一般的な海外営業代行サービスが成果を出しにくい構造
- 当社 Social Zero が「トップセールス型・代表自ら現地に入るモデル」を採用している理由
- 実際のプロジェクト(小売PBのASEAN展開)の成果イメージ
- どのような企業に当社の海外営業代行サービスがフィットするか
を整理します。

Contents
一般的な海外営業代行サービスが成果を出しにくい理由
1. 「低単価・短期間プラン」前提では、ハイレベル人材は動かない
よくある海外営業代行のパッケージとしては、
- 月15〜20万円前後
- 3カ月程度の「お試しプラン」
が、最初にお試しをするプランとして一般的です。
しかしながら、サービス提供側の立場から見ると、
この条件で、
- 現地で実績とネットワークを持つハイレベルの営業人材
- 会社のトップ層・意思決定者クラスが動く
というのは、まず現実的ではありません。
当然ながら、
このような予算では、強い営業人材のリソースを割く事は人件費を見ても難しい為、
結果として、
- 余剰リソースのスタッフ
- 単発で契約したフリーランス個人
に営業代行の作業を任せざるを得ず、「経験も裁量も限られた担当」が前線に立つ構造になります。
2. 現場担当のレベルとコミットメントが低くなりがち
このような体制では、
- 「言われたリストに連絡する」「メールを送る」レベルの活動が中心
- 相手企業のキーマンに本気で食い込む動きまでは期待しづらい
- 製品やサービスのブランド・戦略を理解する時間もほとんど取れない
という状況になりがちです。
つまり、**「営業“作業”はしているが、営業“活動”にはなっていない」**状態に陥りやすくなります。
3. プロジェクトとしての重さが足りない
海外展開、とくにASEANなどの新興市場では、
- 現地の商習慣やチャネル構造を理解したうえで
- どの企業に・どの窓口から・どんなメッセージで入っていくか
- 決裁権限を持ってクロージングまで持ち込めるか
を戦略的に設計し、かつ一定期間コミットして動き続ける必要があります。
「低コスト・短期お試し」で、
- その国の小売・ディストリビューター・パートナー企業の意思決定者
- 現地の経営層との信頼関係
を作りに行くのは、構造的に無理があります。
海外営業代行を行う当社でも、
低予算かつ短期間でアプローチ先の企業担当者と関係性を構築し、
クロージング・契約締結まで完結する事は現実的に困難です。

当社が「トップセールス型」の海外営業代行を採用している理由
上述のような背景から、当社 Social Zero では、
「場当たり的なリソースでの海外営業代行では成果は出ない」
と考え、モデルそのものを変えています。
1. 代表自らが毎月ASEAN諸国を回り、トップセールスを実施
当社代表は、毎月ASEAN諸国(フィリピン・ベトナム・タイ・インドネシア 等)を実際に回り、
- 現地の小売・ディストリビューター・パートナー候補の経営層
- キーマンとの直接商談・トップセールス
を行っています。
これにより、
- 単に「商談の数」を追うのではなく、質の高い先方キーマンと短期間で接点を持てる
- 現地の意思決定テーブルに、早い段階から乗せられる
- 各国の市場感・チャネル構造・交渉感覚を、代表自らが直接把握し続けられる
- 海外ビジネス経験が長い為、外国籍の商談相手との関係性構築に慣れている
- 商習慣の違いを理解し、商談=クロージングの前提で話を進める
という状態を作っています。
2. 「リソース消化型」ではなく「成果志向」前提のプロジェクト設計
当社の海外営業代行サービスは、
- 取り扱う案件数を限定
- 一社ごとのプロジェクトとして、代表がコミットする設計
にしているため、
- 「余剰リソースの消化先」としてではなく
- **「成果を取りにいくプロジェクト」**として位置づけています。
その分、受けられる社数には上限がありますが、
**“数をこなす営業代行”ではなく、“成果を出す営業パートナー”**を目指した設計です。
※「フィリピンのディストリビューター・代理店の探し方と交渉・契約のポイント」については、
こちらの記事で解説しています。

実績例:小売大手PB製品のASEAN展開プロジェクト
※以下は、現在当社の代表がASEAN諸国を中心に現地で行っているトップセールスの事例です。
プロジェクト概要
- クライアント:小売業界の該当カテゴリで国内最大手の企業
- 商材:自社プライベートブランド(PB)製品
- 目的:ASEAN各国での販売展開(初期ターゲット6カ国)
当社が受託したのは、
- ASEAN6カ国でのPB製品の導入先開拓
- 現地小売・ディストリビューターとの商談・条件交渉
- 導入までのプロジェクト推進
- 営業戦略立案
- アフターフォロー(決裁者とのコミュニケーション・契約締結 等)
という、「海外営業代行+事業開発」のミッションでした。
アプローチ
- 代表がASEAN各国を回り、候補企業の経営層・キーマンに直接アプローチ
- 各国の小売・ディストリビューターと商談を重ね、**「どの国で・どのチャネルから入るか」**を具体化
- 現地での導入条件・販売体制のすり合わせ、クロージングまでを一気通貫で推進
結果
- プロジェクト開始から 4カ月目時点で3カ国への導入が決定
- 残りの国についても協議が進行中
- 早期にASEANでの一定成果が見えたことから、
クライアント企業内で 欧州への横展開の検討が前倒し される状況に
「とりあえず3カ月試してみる」営業代行ではなく、
「ASEAN展開を前提とした事業開発プロジェクト」としてコミットすることで、
短期での導入決定と、中長期の地域拡大の両方を見据えた動きが可能になります。
仮にこのプロジェクトが3ヶ月契約のみで進めていた場合は、
当社でも戦略立案から現地アプローチを踏まえての関係構築、
クロージングまでのリードタイムを考慮しても、
短期間での大きな成果には繋がりにくいと考えています。
※「海外ディストリビューター・代理店戦略の教科書」については、
こちらの記事で解説しています。

どのような企業に、当社の海外営業代行がフィットするか
フィットしやすい企業像
- 既に国内では一定の販売実績・ブランド力がある
- 東南アジア(ASEAN)や新興国市場への本格展開を検討している
- 「まずは試す」よりも、一定の投資でしっかり成果を出したい
- 小売・日用品・食品・コスメ・BtoB機器・ITサービスなど、
現地パートナー/小売チャネルとの連携が重要なビジネス
フィットしにくいケース
- とにかく低コストで「海外営業代行を試してみたい」
- 予算は月10〜20万円程度で、3カ月だけ様子を見たい
- プロジェクトへの関与は軽く、丸投げしたい
このようなケースでは、
当社の「トップセールス型/プロジェクト型」の海外営業代行とは方向性が合いません。
一般的な海外営業代行との違い(まとめ)
| 項目 | 一般的な海外営業代行 | 当社 Social Zero の海外営業代行 |
|---|---|---|
| 料金レンジ・期間イメージ | 月15〜20万円/3カ月〜の「お試し」プランが多い | プロジェクト単位(案件規模に応じて設計) |
| 実際に動く人材 | 余剰人員・フリーランス個人が中心 | 代表自らが海外各国(ASEAN諸国等)を回り、トップセールスを実施 |
| コミットメントの重さ | 「できる範囲で」「試してみる」 | 「成果を出す前提」で案件数を限定 |
| 提供する価値 | リード獲得や初期アポイント | キーマンとの関係構築〜導入決定までの実行 |
| 戦略設計・チャネル設計への関与 | 軽微なアドバイス程度 | 国・チャネル・パートナーモデルまで含めた戦略設計 |
※「海外進出プロジェクトを成功させる「上流〜下流」設計ガイド」については、
こちらの記事で解説しています。

Social Zeroの海外営業代行サービスでご支援できること
- ASEAN各国(フィリピン・ベトナム・タイ・インドネシアほか)や様々な国での
小売・ディストリビューター・BtoBパートナー候補のリサーチ - 海外営業戦略の立案
- 代表自らが現地に入り、経営層・キーマンとのトップセールスを実施
- 導入条件・販売体制の構築まで一気通貫で推進
- 成果が出たエリアから、他地域(例:欧州)への横展開を設計
「安く広く」ではなく、「狙った市場で、しっかり成果を出したい」
という企業様向けの海外営業代行サービスです。
まとめ:海外営業代行は「誰がどこまでコミットするか」で結果が決まる
- 低単価・短期のお試し型海外営業代行は、構造的に「経験・権限の弱い担当」が前線に立ちやすく、成果が出にくい
- 当社は、代表自らがASEAN諸国を回るトップセールス型の海外営業代行とし、案件数を絞る代わりに成果へのコミットメントを高める設計にしている
- 実際に、小売大手PB製品のASEAN展開では、6カ国中3カ国で4カ月目に導入決定。欧州展開の検討も前倒しされる結果につながっている
「海外営業代行=あまり意味がない」と感じられたご経験がある企業様ほど、
一度“モデルそのもの”から見直してみる価値があると考えています。
※「フィリピン小売・流通チャネルの解説」については、
こちらの記事で解説しています。
トップセールス型海外営業代行サービスに関するご相談はこちら
御社の商材・ターゲット国・現状の課題を伺ったうえで、
当社がコミットできるかどうかも含め、正直にお話しさせていただきます。



